ガソリンスタンドを解体する流れとは?

query_builder 2025/07/28
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ガソリンスタンドの解体には、一般的な建物の解体と異なる工程が存在します。
地下タンクや配管・危険物の扱いには独自の法律が絡むため、専門業者による適切な処理が不可欠です。
この記事では、ガソリンスタンドを安全かつ適正に解体するまでの流れをご紹介します。
▼ガソリンスタンドを解体する流れ
①事前準備と届出
廃業後に最初に行うのは、営業許可の廃止届や消防・自治体への解体届出です。
手続きを怠ると、後に罰則や行政指導の対象となる可能性があります。
②内装・設備の撤去
次に事務所や整備室などの内部を、スケルトン状態にします。
また、什器や給油機・看板などを外し、防塵・防音対策を施しましょう。
③キャノピーおよび建物本体の解体
ガソリンスタンド特有の屋根構造「キャノピー」を、クレーンや重機を使い解体します。
その後、本体の鉄骨やコンクリート構造の撤去に進みます。
④地下タンクおよび配管の処理
地下に埋設されたタンクや配管は、ガソリンなどの残留物を完全に抜き取ったうえで撤去します。
この作業には、専門的な技術や知識・機材が必要です。
抜取後は産業廃棄物として適正に処分し、法律に沿った記録の保管も求められます。
⑤土壌汚染調査と整地
地下部撤去後に、土壌汚染の有無を調査します。
汚染があれば浄化措置を実施し、土地は転圧して平坦化することで、再利用や売却がしやすくなるでしょう。
▼まとめ
ガソリンスタンド解体は一般の建物解体とは異なり、危険物の処理や独自の手続きが多く必要です。
順序立てて準備を進めることで、事故や法令トラブルを回避しやすくなるでしょう。
地下タンクの新設やメンテナンス・撤去をお考えの方は、大阪の『株式会社NKS』にご相談ください。
できる限りコストを抑えながらも、ハイクオリティーな仕上がりの施工を提供いたします。

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